Wikistories Wiki
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ウィキストーリーズへようこそ![]

ウィキストーリーズは、物語の種となる思いつきを投稿して、協働で物語を創作するためのWikiです。キャラクター設定プロット作品制作作品のレビューなど様々な創作段階での参加ができるような運営を考えています。詳細はガイドラインページへ。ウィキストーリーズに関する質問・意見・アイデアは、フォーラムへどうぞ!

コンセプト:「普通の人」が偉大な物語づくりへ参加できる場所をつくる[]

物語はもともと、コラボレーションの産物でした。世界中の神話や民話は、ただ一人の芸術家によるものではなく、数多くの民衆の言い伝えが織り重なって出来上がったものです。千夜一夜物語、聖書、古事記ーー古来から行われたコラボレーションの成果は偉大な物語として結実し、数多くの芸術家にインスピレーションを与え続けています。

ところが、現代の物語に対するイメージは単独の芸術家による仕事になりがちです。小説を書こうとする人はただひとりの手で物語を作り出すことに多大な努力を費やし、たった一人で部屋に篭もろうとします。少数の天才を別にすれば、一人の人間が持つ創作能力には限界があります。多くの人にとっては、小説をひとつ書き上げるだけでも膨大な時間と集中力を必要とするでしょう。そんな人間が単独で創作活動をして芸術家になろうとすれば、起こるのは創作の挫折か、個人の人生を犠牲にするかのいずれかです。

このような創作のあり方は、本来の物語のコラボレーション的性格を失わせ、物語作りを困難にします。それだけではありません。物語の作り手が創作活動を各々の孤独な作業にしてしまうことによって、物語が作られ語られる場が徐々に失われていきます。

物語を紡ぐことは天才的な創作能力を持たない一般人には不要な活動なのでしょうか?そうではありません。人間は常に物語とともに歩んでいきました。歴史は、事実にもとづいていますが、物語としての構造を必要とします。人間の歴史は、物語の紡ぎ手がいなければ成立しません。そして、物語作りに参加することは、人間が考え行動してきたすべてを総合した大きな物語に自分自身を含めることです。偉大な文化は、だれしも物語づくりに関わる機会を与えます。あなたがもし素晴らしい物語の種を思いついても、それを物語にできないならば、それはあなたの暮らす文化の貧しさに由来するのです。

映画やドラマ、演劇などの創作活動に目を向けてみれば、現代でも物語のコラボレーション的性格はまったく変わっていないことが分かるでしょう。物語作りに必要なのは、アイデアが投げ込まれ、他のアイデアと結合し、物語が形作られていくためのコラボレーションの場です。

ウィキストーリーズは、かつて物語の担い手であった、物語の断片的アイデアを持つ一般人のための創作の場です。参加するために、類まれなる創作センスや技術を持つ必要はありません。普段の生活の中でふと思いついた物語のアイデアをこのウィキに投稿してみましょう。ウィキストーリーズの他の参加者が、自分のアイデアと結びつけ、物語を作り出すきっかけになるかもしれません。同時に、もしあなたが良いと思った物語の種があれば、それをどうしたら1つの作品へと結実しうるのか考え、手助けしてみましょう。ウィキストーリーズにおいて、参加者は創作者でありながら編集者です。相互の支援の中で、アイデアを作品へと昇華させていくダイナミズムを生み出していくのがウィキストーリーズの目標です。

さて、ここまでコンセプトを述べてみましたが、それでは具体的にどんな仕組みがあるのでしょうか?実は恥ずかしながら、筆者にはそのアイデアはありません。筆者はプロの創作者でもなければ編集者でもありません。また、ウィキストーリーズを育てる以外にもするべき仕事があります。ウィキストーリーズを独力でつくり上げるのは、創設者には不可能です。

あなたがもし上述のコンセプトに共感していただけるならばーーそして、もしアイデアをお持ちであればーーぜひフォーラムに書き込んでみてください。その書き込みは、もしかしたらウィキストーリーズという物語の大きな一歩になるかもしれません。

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画像や動画を追加すると、ページがより多彩になります。扱う話題によっては、文字よりもはるかに内容を伝えやすいかもしれません。サイトの構築に使えそうな動画がないか、ウィキアの動画ライブラリを検索してみましょう。

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